伊東純也選手側の“反訴”に対し被害女性側の弁護士「性加害の裏付け十分、虚偽告訴などではないと確信」週刊新潮も「取材の結果、真実と確信」 | The Audience
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伊東純也選手側の“反訴”に対し被害女性側の弁護士「性加害の裏付け十分、虚偽告訴などではないと確信」週刊新潮も「取材の結果、真実と確信」

伊東純也

 アジアカップに出場中の日本代表MF伊東純也から性被害を受けたとして、女性2人が刑事告訴。警視庁がこれを受理したことなどを、1日発売の「週刊新潮」(新潮社)が詳報した。

 対する、伊東サイドは虚偽告訴をしたとする告訴状を1日に提出。大阪府警がこれを受理。伊東の代理人弁護士は「アジアカップの大きな大会が開催されていた中で、このような告訴があったのは、極めて悪質性が高い」と話すなど、訴訟に対する自信を見せていた。

 翌2日、被害を訴えている女性サイドの代理人弁護士が「性被害により、被害者の1人にPTSDという重大な結果、もう1人にも心身に重大な支障が生じていたことが判明しました。(伊東サイドの反訴で)被害者らは更なる精神的苦痛を受けています」としたうえで、「告訴事実は被害者らからの聴取のみならず、関係者からの事情聴取、そして関係者間のやりとりのLINE等の客観証拠を確認し、被害者らの被害申告の裏付けを十分に行っておりますので、虚偽告訴などではないと確信を持っております」と、こちらも自信の高さをうかがわせた。
 
 また、週刊新潮を発行する新潮社も「本誌は取材の結果、被害女性たちの訴えを真実と確信しております。彼女たちが受けた心身の傷は極めて甚大です。事は刑事事件に発展する可能性のある重大な案件であり、伊東選手、ならびに日本サッカー協会(JFA)はその重大性を深刻に受け止め、被害女性たちに真摯に向き合い、対応すべきであると考えます。本件について、伊東選手側が虚偽告訴だと訴えるのは、被害女性を二重に傷つけることであり、看過し難い行為と言わざるを得ません。今後も週刊新潮は本件について取材を続けて参ります」と、伊東サイドと徹底抗戦する構えを見せた。
 
 『ひるおび』(TBS系)に出演した弁護士の八代英輝さんは、伊東サイドが主張する虚偽告訴について「たとえば、事前にフリーの記者かなんかと女性側が連絡を取っていて、今度、伊東選手側と飲みに行きます、その時誘って性的関係をもって、後でトラブルがあったようにします、っていうことを事前に打ち合わせをしていたようなケースぐらいないと、偶然そこで思いついたというような形では、成立しにくい」と、立件のハードルの高さを説明した。
 
(文/潮崎達至)