『セクシー田中さん』原作・芦原妃名子さん急逝受けコメントの日テレに『news zero』パートナー・辻愛沙子が苦言「誠実さに欠けている」 | The Audience
『セクシー田中さん』原作・芦原妃名子さん急逝受けコメントの日テレに『news zero』パートナー・辻愛沙子が苦言「誠実さに欠けている」 | The Audience
スポーツソーシャル芸能
  • ホーム
  • 芸能
  • 『セクシー田中さん』原作・芦原妃名子さん急逝受けコメントの日テレに『news zero』パートナー・辻愛沙子が苦言「誠実さに欠けている」

『セクシー田中さん』原作・芦原妃名子さん急逝受けコメントの日テレに『news zero』パートナー・辻愛沙子が苦言「誠実さに欠けている」

辻愛沙子

 有働由美子さんがキャスターを務めるニュース番組『news zero』(日本テレビ系)で、水曜パートナーを務めている、クリエイティブディレクターで実業家の辻愛沙子さんが30日、自身のX(旧Twitter)を更新。日本テレビへの苦言を呈した。

 辻さんはこの日、Xで「日テレのコメントは、同局の報道に関わらせて頂いている者としても、芦原先生の作品の読者としても、ただただ残念に思う」と切り出し、「あまりに突然の出来事で関係者の心の痛みも様々だろうし、会社としても事実確認が追いついていないのかもしれない。けどだからこそ、なおのこと第一報のこの言葉は明らかに誠実さに欠けているように思う」と指摘。
 
 続けて、「誰かひとりだけの責任ではないし、先生が仰ったように、誰かを責め立てればいいというものでは決してない。ただ、公共電波の力やテレビ局という大きな存在の有無いわさぬ力は、少なからずそういう不均衡を生み出す構造側になりうる訳で。自分たちには責任の一端も無いと胸を張って言えるのだとしたらあまりに残念だ」とした。

 昨年10~12月期に放送された日本テレビ系連続ドラマ『セクシー田中さん』の漫画原作者・芦原妃名子さんが、同ドラマの脚本をめぐり「契約内容を反故にされた」として、同局などに不満を募らせ、29日に自殺とみられる形で急逝。
 
 日本テレビは、この事態を受け「芦原妃名子さんの訃報に接し、哀悼の意を表するとともに、謹んでお悔やみ申し上げます。2023年10月期の日曜ドラマ『セクシー田中さん』につきまして日本テレビは映像化の提案に際し、原作代理人である小学館を通じて原作者である芦原さんのご意見をいただきながら脚本制作作業の話し合いを重ね、最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております。本作品の制作にご尽力いただいた芦原さんには感謝しております」とコメントしていた。
 
(文/永野正道)