昨年は、中村倫也さんや仲野太賀さんらとの共演で話題となったドラマ『この恋あたためますか』で連ドラ初主演を果たした森七菜さん。
12日からは、SixTONESの松村北斗さんとのW主演映画『ライアー×ライアー』が公開開始となっており、この映画のプロモーションで多くのバラエティ番組などに登場していることで、引き続き“飛ぶ鳥を落とす勢い”を保っているように見える森さんだが……。
ダーティーなイメージと“ガサツ”さ
「年始の事務所移籍騒動により、ダーティーなイメージが付いてしまった感は否めないですね。
それでも、移籍前の事務所が獲得していた映画『ライアー×ライアー』関連の仕事や、24日から全国放送開始となった俳優・神尾楓珠さんとの共演によるNTTドコモ新CMは無事に日の目を見ることはできました。
ですが、前事務所が獲得した仕事が一段落した後では、あらためて実力で仕事を勝ち取らないとなかなか仕事は回ってこないでしょうね。
同年代で森さんに取って代われそうな女優やタレントは大勢いますので、わざわざダーティーなイメージのある森さんを積極的に使う業界関係者は少ないかと。
そして、肝心の実力や本人のキャラクターという部分ですけども。
個人的にはドラマ『恋あた』で演じていた元地下アイドルの主人公、映画『ライアー×ライアー』で演じていた素朴な大学生の主人公、どちらも“ガサツ”な感じに仕上がっていて、あまり演じ分けができていないように感じました。
ドラマ『3年A組』など、出演シーンが限られているキャラクターの場合には光るものを感じたんですが、こと主役となると、ぶっちゃけキツイんじゃないかと思いますよ。
おまけに、バラエティ番組で本人もなかなかの“ガサツ”さを持っていることを明らかにしていましたので、この“ガサツ”さがちょいちょい顔を見せるようであれば、そうではない役を演じる際に大きなマイナスとなってしまうんじゃないかと心配ですね」(メディア記者)
マイナスなキャラクターイメージが付いてしまっただけでもかなりの痛手だが、演技面にも難があるとなると、ますます今後の仕事に影響必至といったところだろう。
押し寄せる逆風を森さんが見事に跳ね返すことができるのか、今後の活躍に期待したい。
(文/等々力おさむ)