SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)のアイドルグループ「なにわ男子」の道枝駿佑さんが主演、板垣李光人さん、吉川愛さん、泉澤祐希さん、横田真悠さん、江口洋介さんらが共演の連続ドラマ『マルス-ゼロの革命-』(テレビ朝日系、火曜21時~)が、23日より放送スタート。
第1話の視聴率(TVALnow調べ、関東地区)は、放送スタート直後に6.1%と最高値を記録したものの、放送スタートからわずか4分後には4%台まで急降下。その後は約50分間にわたり4%台を脱するどころか、一時は3%台を記録。本編終了後、22時から放送の『報道ステーション』を視聴する層がチャンネルを合わせたのだろう、21時59分に6.0%と再び6%台を記録して放送を終了した。
平均すると4.4~4.5%ほど。TVALよりもビデオリサーチの方が1割前後は高く出ることが多いことを考慮しても、24日に発表されるビデオリサーチ調べによる関東地区の世帯平均視聴率は、5.0%前後になるものとみられる。
仮にTVALとビデオリサーチでの誤差が大きかったとしても、6%台に乗ってくる可能性は非常に低い。
テレビ朝日系の火曜21時枠は、1987年2月にいったんドラマ枠としての役割を終了。35年以上のブランクを経て、2022年10月から再びドラマ枠へ。
以来、これまでに6本のドラマが放送されているが、これまでの第1話ワースト視聴率は、昨年4月期の高畑充希さんと田中圭さんがダブル主演した『unknown』による7.6%。
『マルス』は、これを大幅に更新するワースト視聴率樹立が確実な状況。第1話からの散々な結果に、早期打ち切りの可能性も十分に考えられる。
道枝さんは、前クールの広瀬アリスさん主演『マイ・セカンド・アオハル』(TBS系、火曜22時~)で、広瀬さんの相手役を務めていたが、このときも全話平均で同枠史上ワーストの視聴率を樹立していた。
相次ぐ不名誉記録の樹立で、しばらくの間、道枝さんの主要キャスト起用自体が各局で凍結されてしまわないか、不安視されるところでもある。
(文/中山ひとみ)