吉高由里子さんが紫式部役で主演、柄本佑さん、井浦新さん、玉置玲央さん、段田安則さん、吉田羊さん、岸谷五朗さん、高杉真宙さんらが共演の大河ドラマ『光る君へ』(NHK)第2話が、14日、放送された。
同話の視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は、世帯平均で12.0%、個人平均で7.1%だったことが15日、分かった。
前話の第1話では、世帯12.7%、個人7.5%を記録していた。
「第1話では、裏番組の『芸能人格付けチェック!2024お正月スペシャル』(ABCテレビ・テレビ朝日系)が世帯平均視聴率20.7%という驚異的な視聴率を稼ぎ、この煽りを受ける形で『光る君へ』は史上ワーストの大河初回視聴率を余儀なくされたものとみられていました。
したがって、第2話では当然に視聴率が上昇するものと期待されていたんですが、残念ながら世帯で0.7ポイントもの下落をする結果となりましたね。
裏番組の『ポツンと一軒家』(ABCテレビ・テレビ朝日系)の2時間SPが、『光る君へ』と同時間帯で11.5%を記録した影響という声もありますが、『芸能人格付けチェック』と違い、『ポツンと一軒家』はレギュラー放送においても、『光る君へ』と同時間帯で放送されますから、次週以降も影響を受け続けることになります。
つまり、『光る君へ』は今後も、12%台前後を基準ラインとして視聴率推移をしていく可能性が高そうです。
前クールの不評だった、松本潤さん主演大河『どうする家康』が、全話平均で11.2%の世帯視聴率、歴代ワースト2位の記録を残していますが、『光る君へ』としてはこれを上回るのが当面の目標となるのではないかと。
『どうする家康』が数字の出やすい戦国時代であるのに対し、『光る君へ』は数字の出づらい平安時代ということを考えると、この目標を達成できれば、『光る君へ』は十分に評価できると思いますよ」(ドラマアナリスト)
まだ始まったばかりではあるが、『光る君へ』は『どうする家康』を上回れるか、注目したい。
(文/スコッティ角筈)
~ライター略歴~
長崎県出身
本人曰く「ヲタク」として生きていくためにライター稼業を始めたという
アイドルやドラマ関連の記事を多く執筆する