西武がソフトバンクにFA移籍した山川穂高内野手の人的補償として、ソフトバンクから甲斐野央投手を獲得したことを双方球団が発表した。
11日早朝までに、昨季8勝を挙げ、日米通算163勝、今季も開幕投手候補にあがっていた和田毅投手が人的補償の対象に決まったと日刊スポーツが報道。
福岡の地元テレビなども、これに追従する報道をしていた中での急転直下の結果に、世間からは「岩瀬式プロテクトだろこれ」「中日の岩瀬みたいに、移籍させられるなら引退すると和田がごねて、水面下でプロテクトに入っていた甲斐野央を代わりに差し出すことで話をつけた可能性が高そう」「あれだけ、確定的って事前報道がありながら、この結果になった裏には間違いなく何かあった」「プロテクトリストに入っていた甲斐野央を生贄にした。これで、途轍もなく大きな反発を回避したんでしょう」などの声が上がっている。
(文/中牟田晃)