『第74回 紅白歌合戦』史上ワースト視聴率も、SMILE-UP.勢の影響はほぼナシ 大谷翔平、イチロー、栗山英樹監督らの影響が非常に大きく | The Audience
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『第74回 紅白歌合戦』史上ワースト視聴率も、SMILE-UP.勢の影響はほぼナシ 大谷翔平、イチロー、栗山英樹監督らの影響が非常に大きく

第74回 紅白歌合戦

 昨年12月31日に放送された、有吉弘行さん、橋本環奈さん、浜辺美波さん、高瀬耕造アナウンサーの司会による『第74回 紅白歌合戦』(NHK)の世帯平均視聴率が、1部(19時20分~20時55分)で29.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)、2部(21時~23時45分)で31.9%だったことが、2日、分かった。

 1部、2部ともに史上ワーストだった。なお、これまでのワーストは、1部が2022年の31.2%、2部が2021年の34.3%だった。
 
 従来よりも2ポイント強、数字を落とした要因は何なのか。
 
 SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)のアイドルを支持する層からは「ざまぁみろ」「露骨なジャニーズ潰しの結果だな」「今年の大晦日は、土下座してまたSUのグループにたくさん出てもらう感じになりそう」といった声が上がっているのだが…。

 大晦日の19時以降の民放番組では、中居正広さんMCで大谷翔平さんやイチローさんがVTR出演した『WBC2023 ザ・ファイナル』(TBS系)が8.9%、栗山英樹監督がゲスト出演し大谷翔平さんの秘話などを放送した『ザワつく!大晦日 一茂良純ちさ子の会』(テレビ朝日系)が7.7%。
 
 この2つの番組を合計すると16.6%。TBS系とテレビ朝日系の2022年大晦日の同時間帯視聴率は合計で12.3%。つまり、WBC関連により前年比で4.4ポイントの伸びを見せたのだ。

 したがって、『紅白歌合戦』が史上ワースト視聴率を記録したのは、2023年の話題の中心にあったWBCの影響が非常に大きく、SMILE-UP.勢の不出場や配信が重なったことによるものとは言えないだろう。
 
(文/大野ルナ)