TBSのドラマプロデューサーで、テレビコンテンツ制作局ドラマ制作部所属エキスパート部長を務める植田博樹さんが31日、自身のXを更新し同日付でTBSを退社すると報告した。
植田さんは、この日「私事で恐縮ですが12月末日でTBSを退社致します」と報告。「今まで育てて頂いた TBSには感謝しかございません。本当にありがとうございました」と、TBSへの感謝の想いを綴った。
続けて、「若い才能が次々と開花し、自分も人生の残り時間を、色んなコンテンツ作りに、できるだけ長い間、挑戦したいとの個人的な願望を持つに至ったのが、退職の理由です」と経緯について明かした。
さらに、「これからも、皆様にはTBSの仲間を愛していただきたいと思いますし、自分もTBSを軸に、色んな挑戦をしていきたいと思います」と決意を表明。「引き続き宜しくお願いします」と結んだ。
また、植田さんのXアカウントのbio(自己紹介)欄には「TBSを円満退社致しました」とも記されている。
植田さんは、10月15日に「Number_i」として活動していくことを発表した平野紫耀さん、神宮寺勇太さん、岸優太さんを、Xで「人って、道を踏み外すと顔つき変わる。元仲間が困っている時に、背中から斬りつける真似は、僕は好きじゃない」と誹謗中傷。
一方で、同月25日には、この前日に旧ジャニーズ事務所(現・SMILE-UP.)からの電撃退所を発表した嵐の二宮和也さんについて、フォロワーから「二宮和也さんにも3人(平野さん、神宮寺さん、岸さんへの揶揄)と同じことを言いましょう」と提案されると、「二宮君には、そう思いません。事務所からの発表ですから」と投稿。
何度も炎上を繰り返し、TBSが『報道特集』で誹謗中傷についての特集を放送する数時間前、11月18日の昼過ぎに突如としてアカウントを削除。
12月1日に、「ご批判、お叱り、厳粛に受け止めており、猛省しております」と、一連の問題投稿についての謝罪とみられる投稿をしていた。
挑戦という意味では先輩にあたるNumber_iの3人に対し、植田さんは今、何を思うのだろうか。
(文/福田優太郎)