男闘呼組、ライブでジャニー喜多川を礼賛、性被害告発者に「余計なことしゃべるな」恫喝 それでもNHK『紅白歌合戦』出場決定 | The Audience
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男闘呼組、ライブでジャニー喜多川を礼賛、性被害告発者に「余計なことしゃべるな」恫喝 それでもNHK『紅白歌合戦』出場決定

Rockon Social Club

 NHKが26日、4人組バンド「男闘呼組」のメンバーを中心に結成された6人組バンド「Rockon Social Club(RSC)」が、大みそかの『紅白歌合戦』に出場すると発表した。

 RSCのメンバーは、前田耕陽さん、岡本健一さん、高橋和也さん、成田昭次さんという元男闘呼組のメンバーと、青山英樹さん、寺岡呼人さんで構成されている。
 
 岡本さんが旧ジャニーズ事務所(現・SMILE-UP.)とエージェント契約を結んでいることがネックとなっていたものの、今月5日に同契約を解除したことを発表。これにより、出場へのハードルはなくなったと判断したという。

 しかし、問題は所属云々という話ではあるまい。
 
 高橋さんは今年5月に愛知で開催された「男闘呼組 2023 THE LAST LIVE」のステージ上で、性加害を告発した被害者たちに対し「余計なことをしゃべるな」という趣旨の発言をしていた。
 
 また、8月末に東京・日本武道館で開催された「男闘呼組 LAST FOREVER」のステージでは、サポートメンバーをジャニー喜多川さんに扮装させ「You達サイコーだよ!」と言わせる、ジャニー喜多川さんを礼賛するような場面もあった。

 そんな男闘呼組のメンバー4人が含まれるRSCの出場に向けて、岡本さんが独立する以前から「粘り強く説得していた」というのだから、NHKの性加害に対する考えの甘さも知れたものと言わざるを得ないだろう。
 
(文/福田優太郎)