11月に、プロバイオリニスト・末延麻裕子さんと離婚。わずか105日間の結婚生活に終止符を打った、プロスケーターの羽生結弦さん。
フィギュアスケートで五輪連覇、国民栄誉賞を受賞と、輝かしい功績を残してきた羽生さんは離婚に際し、自身のX(旧Twitter)やインスタグラムにて「お相手は、家から一歩も外に出られない状況が続いて」「お相手、そのご親族や関係者の方々に対して、そして、私の親族、関係者に対しても、誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道がなされています」と、末延さんをはじめとした周囲の方々を守るための決断であることを強調していた。
しかし、26日の「週刊文春 電子版」(文藝春秋)では、末延さんの父親代わりとも言える立場の人物が、これを真向から否定している。
この人物が末延さんから聞いた話によると、羽生さんの母と姉が末延さんに「外に1歩も出るな、ゴミ出しにも行くな、誰とも連絡を取るな。マスコミに何を書かれるかわからないから喋っちゃダメ」と通達。家もマンションの隣の部屋に羽生さんの両親らが住んでおり監視状態。逃げ出したいという気持ちが募っていったという。
つまり、末延さんが自宅から出られなかったのは、誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道に苦しめられた結果ではなく、羽生さん一家にそう制限されていたからということになる。
離婚も羽生さんが妻の末延さんを守ったのではなく、末延さんから羽生さん一家がNOを突き付けられた結果だったということになる。
また、羽生さんの離婚について現役フィギュアスケーターの宇野昌磨さんは「裏では僕もシカトされていて」「本当に結婚していたのかな」と率直に語っているとも記されている。
今回の報道について、羽生さんサイドは全面的に否定しているようだが、国民的スターの決断の裏にあった物語は果たして…。
(文/福島秀明)