22日18時30分から生放送の音楽特番『ミュージックステーション SUPER LIVE 2023』(テレビ朝日系、~23時10分)。
放送開始から22時までの3時間半の間では、20時51分から同54分までに「U.S.A.」をパフォーマンスしたDA PUMPが、世帯最高視聴率となる10.3%を記録した。
登場した20時51分の時点で、それまでの最高値だった9.5%を記録すると、そこから驚異の急上昇をみせ、パフォーマンス終了時点では10.3%。実に0.8ポイントも数字を伸ばしてみせた。
DA PUMPに次ぐ数字を記録したのは、21時06分から同10分にパフォーマンスしたゴールデンボンバー。今年の流行語をたっぷり織り込んだ、「女々しくて」の替え歌「女々しくて2023流行語ver.」を披露。
とにかく明るい安村さんとのコラボ芸を見せるなどし、登場したところで9.6%を記録すると10.1%まで視聴率を伸ばしてみせた。
番組終了まででは、22時過ぎに登場したToshlさんがAdoさんの「唱」をカバーした場面で記録した10.5%が最高だった。
しかしこれは、NHKの『ニュースウォッチ9』、TBS系の『爆笑!明石家さんまのご長寿グランプリ2023』、フジテレビ系の『うちの弁護士は手がかかる』と、視聴率の取り合いをしていた裏番組が22時までで放送終了したことによる影響が大きかった。
その点を考慮すると、DA PUMPとゴールデンボンバーが、番組全体を通して見てみても、視聴率1~2位と言えるだろう。
※視聴率はいずれも、TVALnow調べ、関東地区のもの
(文/中山ひとみ)