4日に当サイトで“三浦春馬『天外者』愛に溢れた稀有な存在「終了予定未定」の劇場たち”とのタイトルで、12月11日の封切りから映画『天外者』(配給:ギグリーボックス)を上映し続けている劇場のうち《上映終了予定未定》の劇場について記事を書いた。
その時点では、対象の劇場は7つ。
8日には“三浦春馬『天外者』「W受賞効果」か…ここに来て「未定が倍増」の奇跡”とのタイトルで、あらためて記事を書いた。
このときは、封切りから『天外者』を上映し続け《上映終了予定未定》の劇場は14に増えたのである。
そして、18日現在で封切りから『天外者』を上映し続け《上映終了予定未定》の劇場は……。
【21劇場】を数えるまでに増えている
「TOHOシネマズ日比谷(東京都)」「T・ジョイSEIBU大泉(東京都)」「TOHOシネマズ南大沢(東京都)」「TOHOシネマズ市原(千葉県)」「シネプレックスつくば(茨城県)」「TOHOシネマズひたちなか(茨城県)」「TOHOシネマズ宇都宮(栃木県)」「TOHOシネマズ津島(愛知県)」「TOHOシネマズ岐阜(岐阜県)」「TOHOシネマズ梅田(大阪府)」「TOHOシネマズなんば(大阪府)」「TOHOシネマズくずはモール(大阪府)」「TOHOシネマズ二条(京都府)」「サツゲキ(北海道)」「フォーラム東根(山形県)」「フォーラム福島(福島県)」「福山エーガル8シネマズ(広島県)」「大洋映画劇場(福岡県)」「TOHOシネマズ長崎(長崎県)」「TOHOシネマズアミュプラザおおいた(大分県)」「天文館シネマパラダイス(鹿児島県)」
以上【21劇場】を数えるまでに増えている。
4日から2週間を経過し、通常の映画の上映スケジュールで言えば当然ながら上映館数は縮小していくものだが、まさかの“3倍”にまで膨れ上がるという、まさしく『天外者』(薩摩言葉で、天からの授かりもの、を語源とする凄まじい才能の持ち主のこと)の名に相応しい動きを見せたわけだ。
何度も繰り返し言うことで、言葉の重みがなくなってきているのではないかと不安にすらなるが、それでもこの動きに対してはあらためて言いたい。
さすがは『天外者』、さすがは三浦春馬さんであると。
(文/西野麻衣)