プロ野球・福岡ソフトバンクホークスが、国内フリーエージェント(FA)権を行使した埼玉西武ライオンズの山川穂高選手を獲得したことを19日、正式発表した。
13時からは入団会見が行われるということで注目されたが、会見の模様はソフトバンクファンが登録する有料サービス「ホークスTV」でのみ配信された。
山川は会見冒頭、「多大なるご迷惑をかけ、申し訳ございません。西武には10年間、感謝しています。マイナスからのスタートになると思う。これまで以上に自覚持ち、新人の気持ちで全力でやりたい」と挨拶した。
これには、「西武ファンやチーム関係者にはきちんと挨拶せず逃げておいて、ソフトバンクの入団会見でしれっと謝罪。こいつマジで人として終わってるな」「これで謝罪したつもりになるなよ。ホークスTVはソフトバンクファン向けのコンテンツでしかないからな」など、批判の声がいくつも上がっている。
また、「入団会見をこんなクローズドな形でやらせてあげるとか、どんだけ過保護なんだよソフトバンクは」「性加害に限りなく近いことをした人に大金をつかうなんて…もうソフトバンクファン辞めます」といった声も聞こえてきている。
ただでさえ、ここ数年は毎年のようにケガに見舞われ、シーズンをフルに戦えていなかった山川。戦力として4年総額16億円の価値を示せるのか、本人が思っている以上のマイナスからのスタートとなることは間違いない。
(文/樋口健太郎)