昨年7月、突然のお別れとなった俳優の三浦春馬さん。18日は三浦さんの7回目の月命日だ。
あまりに唐突だったその最期に、今もなおショックと悲しみの只中というファンも多い。
そんな三浦さんにとって最後の主演映画『天外者』(配給:ギグリーボックス)は、これまでも「追加上映」「上映期間延長」「再延長」「ドライブインシアター上映」と異例の動きをいくつも見せてきた。
そして、2月に入り「キネマ旬報ベスト・テン」「東京新聞映画賞」と立て続けに受賞の栄誉を獲得したことで、昨年12月11日の封切りから2ヶ月以上が経過したこのタイミングながら、数多くの追加上映がこのほど決定した。
「日本アカデミー賞」話題賞の行方も
「2/19(金)~ TOHOシネマズ日本橋(東京都)」「2/26(金)~ イオンシネマ銚子(千葉県)」「2/26(金)~ イオンシネマ下妻(茨城県)」「2/26(金)~ シネマサンライズ(茨城県)」「3/14(日)~ 大黒座(北海道)」「3/20(土)~ あつぎのえいがかんkiki(神奈川県)」
実に6劇場もの追加上映が決まったのである。
この調子で行けば、さらに追加上映の劇場は増える可能性が高いだろう。
すでに、封切りから3ヶ月以上が経過したタイミングで上映を始める劇場があるが、封切りから4ヶ月以上が経過してから上映を開始する劇場も間もなく出てくるのではないだろうか。
また、3月19日に発表される「第44回 日本アカデミー賞」において一般のファンによる投票で決まる“話題賞”を『天外者』や三浦さんが獲得することがあれば、4月どころか5月以降でも追加上映を決める劇場が出てくる可能性がある。
今後の『天外者』の様々な動向から、ますます目が離せない。
(文/西野麻衣)