藤原竜也さん主演のフジテレビ系連続ドラマ『青のSP —学校内警察・嶋田隆平—』第6話が16日放送され、視聴率が8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが17日分かった。
第1話で8.9%とまずまずのスタートを切り、第2話で8.3%、第3話で8.0%と次第に数字を下げてきた中で、第4話で8.5%と浮上。
前回の第5話では7.9%と初めて8.0%を割り込む結果となったものの、再度8.5%まで引き戻したことになる。
これにより、アノ流れを断ち切れる可能性があらためて出てきた。
下げ幅よりも上げ幅の方が大きい
「初回がMAX視聴率の流れですね。
フジテレビの火曜9時枠ドラマは2019年1月期の『後妻業』から2020年10月期の『姉ちゃんの恋人』まで計8作が放送されていますが、このうち7作が第1話の視聴率が全話を通しての最高視聴率となっています。
つまり、第1話で見切りを付けられるケースが目立っているということです。
この2年間の初回がMAX視聴率となった7作には、三浦春馬さん主演の『TWO WEEKS』や、2006年の第1シリーズでは最高22.0%、平均でも16.9%と大人気となった阿部寛さん主演『結婚できない男』の続編である『まだ結婚できない男』なども含まれています。
唯一、初回以外でMAX視聴率を記録したのは、松坂桃李さん主演の『パーフェクトワールド』でしたが、第1話6.9%に対し最終話で7.1%とかなり低い次元の数字でのことでした。
今回、藤原さんの『青のSP』は上がったり下がったりという状況ですが、基本的に下げ幅よりも上げ幅の方が大きいという流れで来てますので、十分に次話以降で第1話の8.9%を超えてくる可能性があると思いますよ」(メディア記者)
この2年間で三浦さんも阿部さんも成し得なかった快挙を、藤原さんが達成することになるのか。
『青のSP』第7話以降に注目が集まる。
(文/恵和恵)