SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)のアイドルグループ「Sexy Zone」が16日、京セラドーム大阪でドームライブツアーのステージに登場。トークの中で、「日プ」こと「PRODUCE 101 JAPAN」について言及する場面があった。
「PRODUCE 101 JAPAN」は韓国発のサバイバルオーディションの日本版。通称「日プ」と呼ばれており、国民プロデューサー(=ファン)による投票でデビューメンバーが決まるという仕組みを取っている。
これまでに日プから誕生した、JO1(ジェイオーワン)、INI(アイエヌアイ)というボーイズグループは、日本の音楽シーンで一大勢力となってきている。
そして、16日昼過ぎには「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」(通称:日プ女子)で、日プ初となるガールズグループのメンバーを決めるオーディションの最終投票結果が発表され、笠原桃奈さん、村上璃杏さん、高見文寧さん、櫻井美羽さんら11人が選出。「ME:I(ミーアイ)」としてデビューすることが決まった。
16日に行われたSexy Zoneのライブのトークでは、自分たちの表現力が足りないのではないかという話になり、松島聡さんが「顔での表現力はある」と自信をみせると、中島健人さんがすかさず「顔の表現力で評価されるのは日プぐらいだろ、日プで評価されるやつだろ」とツッコミを入れる場面があった。
Sexy Zoneのファンからは「ケンティーも日プ女子、見てたんだ♪」「中島健人はオーディション番組とか好きだよね」「日プの顔の表現力を高く評価してるってことかな」など、好意的に受け止める声が多い。
一方で、JO1、INI、ME:Iのファンからは「顔芸ってバカにしてるように聞こえる」「ジャニーズがずっと天下を取り続けるって、偉ぶってる感じがした」「この言い方は、完全に日プのことを下に見てるでしょ」など、怒りの声が。
旧ジャニーズと日プによる、仁義なきアイドル抗争が火ぶたを切った、のかもしれない。
それより先に、Sexy Zoneの改名の件はどうなったのだろうか。
(文/等々力おさむ)
~ライター略歴~
山梨県出身
かつては某俳優の付き人を務めていた
現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中