16日、世界ランク1位のままターフを去ることになったイクイノックスの引退セレモニーが中山競馬場で行われた。
全10戦でイクイノックスの手綱をとったJRAのクリストフ・ルメール騎手は、インタビューの中でイクイノックス産駒に騎乗したいかと尋ねられると「そのときに私が(現役で)いるか分からない」と笑いつつ「もちろん乗りたい」と回答。
続けて「アーモンドアイとイクイノックスの仔は世界一になります」と力強く語った。
早ければ2027年にデビューを迎えるイクイノックス産駒は、祖父キタサンブラック、父イクイノックスと続いた伝説を、さらに凄まじいものへと昇華してくれることが期待されている。
(文/豊田武志)