6日に放送された、嵐の相葉雅紀さんが5年連続で総合司会を務めた音楽特番『FNS歌謡祭2023 第1夜』(フジテレビ系、18時30分~23時28分)。
同番組の19~23時の視聴率は世帯で9.8%、個人で6.4%と、世帯・個人ともに史上ワーストだったことが分かった。
年末の『FNS歌謡祭』第1夜が19~23時の時間帯で世帯視聴率が1桁となったのは、1974年の番組スタート以来これが初めて。
Snow ManやAdoといったJ-POPを代表するとされているアーティストと、SEVENTEENやLE SSERAFIMなどK-POPの人気グループが出演したうえでのワースト成績とあって、来年以降の開催に大きな影響を与えることになりそうだ。
なお、例年であれば、スポーツ紙などを中心に、放送翌日には視聴率に関する記事が複数踊るところだが、今年は放送から8日が経過した14日時点でも、『FNS歌謡祭2023 第1夜』の視聴率について報じた主要メディアは皆無。メディアによる忖度を強く感じさせる現状となっている。
(文/大野ルナ)