歌手のGACKTさんが、自身が5ヶ月育てた子犬を「愛犬を亡くした知人の奥様のメンタルケア」との理由で、この知人夫婦に譲渡した動画を投稿したことで、多くの批判を集めている。
問題の動画は、10日にGACKTさんが自身のYouTubeチャンネル『GACKTちゃんねる がくちゃん』の中で「GACKTが愛犬を里子に出しました。」との見出しで投稿されたものだ。
法的に問題はないが…
「きちんと飼ってくれる飼い主のもとへ譲渡していますので、法的にどうこうということは全くありませんが、『なんで自分の犬をあげるのかな』『いくら親友がペットロスになったとしても愛犬を譲ると言う思考回路にはならない』と、世間とはズレた一流芸能人の発想に対して疑問視する声が圧倒的ですね。
一部では『捨てたわけじゃないしいいでしょ』『もらった夫婦がそれで満たされてるならいいじゃん』と擁護する声もありますが、『ペットも家族』『5ヶ月も一緒にいて、なんで手放すんだ?』という見方が多いです。
ペットショップなどで子犬を見つけて、サプライズでこのご夫婦にプレゼントしたのであればこんな批判はなかったでしょうが、“愛犬”であればまず譲ることはないでしょうからね。
仮に、このご夫婦が『亡くなった犬に似ている』などの理由で『どうしてもこの子を譲ってほしい』と懇願したのであれば、まだ理解できるような気もしますが、それでも大切な“愛犬”であれば断るのが普通だと思いますけど……。
批判が殺到しているのは至極当然ではないでしょうか」(メディア記者)
法律などのルール的にはセーフでも、ペットを飼う人のモラルとしては疑問符が付く対応だったということだろう。
批判のコメントが殺到しすぎたためか、現在『GACKTちゃんねる がくちゃん』のコメント欄はオフになっており、投稿できない状態だ。
(文/スコッティ角筈)