年内で芸能活動に終止符を打つことを表明している、SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)の社長・東山紀之さんの近況について、13日の「女性自身」(光文社)が報じた。
東山さんは、「表に出たくない」といって、ディナーショーの会見を辞退し、プレスリリース用の写真撮影やコメント発表にも消極的。人間不信に陥り、目立つことはしたくないと考えているという。
しかし、10月中旬に「ジャニーズ性加害問題当事者の会」所属の40代後半の男性が、誹謗中傷とSMILE-UP.の数ヶ月にわたる対応遅滞により自ら命を絶ったという事案に象徴されるように、一部ジャニオタらによる卑劣な誹謗中傷は日々続いている。
SMILE-UP.が大々的に、誹謗中傷に対する注意喚起を行わず、この姿勢に所属タレントたちも足並みを揃えていることが最大の要因。
社長として、この問題に正面から向き合わず、指名NGリストや指名候補リストが存在していたことで、その内容に大きなケチが付いた記者会見のやり直し会見も2ヶ月以上行わず。
自身の身を守る行動も大切だが、長年にわたり苦しめられ、今なお苦しんでいる性被害者たちと真剣に向き合うべきではないだろうか。
(文/等々力おさむ)
~ライター略歴~
山梨県出身
かつては某俳優の付き人を務めていた
現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中