8日、旧ジャニーズ事務所（現・SMILE-UP.）からは独立した形で設立される、タレントとマネージメントあるいはエージェント契約を結ぶ新会社の名称が「STARTO ENTERTAINMENT（スタート エンターテイメント、略称：スタエン）」に決まり、社長（代表取締役CEO）にはコンサルティング会社社長の福田淳さんが就任することが発表された。
そして、9日の「日経新聞」朝刊には、スタエンの全面広告が掲載された。
広告には「今まで大変ご心配をおかけしましたが、この度、被害者救済に専念するSMILE-UP.（旧ジャニーズ事務所）との資本関係が全くない新しいエンターテイメント会社を設立しました」などのメッセージが記されている。
また、新会社名が「STARTO ENTERTAINMENT（スタート エンターテイメント）」となり、代表取締役CEOの福田淳さん、取締役COOの井ノ原快彦さんら役員陣の顔ぶれについても報告している。
新聞の全面広告を使って「やってます」感を演出していることに対しては、今年元日のジャニーズ事務所と「全く同じものを感じる」「結局、形だけ独立した風にしてても、旧ジャニーズと一緒ですね。そもそも井ノ原が役員な時点でお察しでしたけど」といった声が寄せられている。
「補償は福田社長に関係ないだろうけど、もとの会社が誹謗中傷を放置し死者を出したことは事実なんだから、全面広告で『誹謗中傷は断じて許さない』って言葉だけを掲載すべきでは？」「誹謗中傷への注意喚起こそ力入れてやれ」「4ヶ月先からしか稼働しない会社、まだ本当に稼働できるかも分からない会社を宣伝する前に、やることがあるだろ」との声も上がっている。
（文／福田優太郎）