櫻井翔が総合司会『ベストアーティスト』初の1桁、過去最低視聴率…IMP.の「雑な扱い」が致命傷に | The Audience
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櫻井翔が総合司会『ベストアーティスト』初の1桁、過去最低視聴率…IMP.の「雑な扱い」が致命傷に

『ベストアーティスト2023』

 2日に放送された音楽特番『ベストアーティスト2023』(日本テレビ系)。

 性加害問題やメディアとの関係における圧力と忖度などで揺れに揺れながらも、旧ジャニーズ事務所(現・SMILE-UP.)に所属する櫻井翔さんを15年連続で総合司会に起用。さらに、「Snow Man」「SixTONES」「King&Prince」「なにわ男子」「Sexy Zone」と5組も同事務所のアイドルグループを出場させ、良くも悪くも注目を集めた同番組。
 
 しかし、注目度とは裏腹に、視聴率は世帯で9.8%、個人で6.9%と、世帯・個人ともに史上ワーストだったことが分かった。世帯視聴率が1桁となったのは、15年目にしてこれが初めて。
 
 従来のワースト記録は世帯が10.9%(2022年)、個人が7.3%(2021年)だった。

 「ジャニーズ性加害問題がとてつもなく大きな問題となってからも、『ジャニーズは数字を持っているから切るに切れない』といった言説がまことしやかに流布されていましたが、またしてもこれが“おとぎ話”だったことが証明されてしまいましたね。
 
 10月9日に放送された『CDTVライブ!ライブ! 100回記念SP』(TBS系)では、ジャニーズ所属アーティストを排除する形で放送されましたが、従来と同水準。従来よりも長尺でありながら同水準だったことで、実質、従来よりも好成績だったと評価できます。
 
 そして、今回は旧ジャニーズの人気どころばかりを集めておきながら、史上ワースト視聴率。

 旧ジャニーズの人気よりも、滝沢秀明さん率いるTOBEでデビューしたIMP.に対し、60秒ほどのVTR出演しかさせない、このうち30秒ほどは櫻井さんや羽鳥慎一アナウンサーのトーク音声を被せる、などの“雑な扱い”を放送スタートからの早い段階で行った悪いイメージが、はるかに上回った結果ではないかと思います」(メディアコメンテーター)
 
 IMP.に対するひどい演出が、『ベストアーティスト』の歴史に汚点を残した。
 
 これが致命傷となり、来年は、番組そのものが消滅する可能性もありそうだ。
 
(文/等々力おさむ)
 
 ~ライター略歴~
 山梨県出身
 かつては某俳優の付き人を務めていた
 現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中