4人組バンド「男闘呼組」のメンバーを中心に結成された6人組バンド「Rockon Social Club(RSC)」が、大みそかの『紅白歌合戦』(NHK)に出場することが5日、分かった。
RSCのメンバーは、前田耕陽さん、岡本健一さん、高橋和也さん、成田昭次さんという元男闘呼組のメンバーと、青山英樹さん、寺岡呼人さんで構成されている。
岡本健一さんが旧ジャニーズ事務所(現・SMILE-UP.)とエージェント契約を結んでいることがネックとなっていたものの、同日に同契約を解除したことを発表。これにより、NHKとしても大手を振ってRSCの出場を認められる状況になったという。
高橋和也さんは今年5月に愛知で開催された「男闘呼組 2023 THE LAST LIVE」のステージ上で「今ジャニーズ事務所が大変なことになっているが、俺たちは昔ジャニーズだったことに誇りを持っている。俺たちの名前『男闘呼組』をくれたのもジャニーズだ。色々なことを言う人たちがいるけど、それで傷ついている人間もいる。俺たちはこれからもジャニーズを応援するし、皆にも応援してほしい」と、被害を告発する人たちに対し「余計なことをしゃべるな」と訴えていた。
また、8月末に東京・日本武道館で開催された「男闘呼組 LAST FOREVER」のステージでは、サポートメンバーをジャニー喜多川さんに扮装させ「You達サイコーだよ!」と言わせる演出も行っていた。
そんな男闘呼組のメンバー4人が含まれるRSCの出場に向けて、NHKは「粘り強く説得していた」というのだから、狂気の沙汰と言っても過言ではないだろう。
(文/福田優太郎)