橋本環奈さん主演、沢村一樹さん、佐藤二朗さん、松本まりかさんらが共演の連続ドラマ『トクメイ! 警視庁特別会計係』(カンテレ・フジテレビ系、月曜22時~)第8話が4日、放送された。
同話の視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は、世帯平均で4.8%、個人平均で2.9%だったことが5日、分かった。
『トクメイ!』の視聴率はここまで、世帯で6.3%、5.6%、5.3%、5.1%、5.0%、5.1%、4.7%、個人で3.6%、3.1%、2.9%、3.0%、2.8%、2.7%、2.8%と推移していた。
「世帯個人ともに0.1ポイントの微増でしたね。世帯では、2話連続の4%台となり、なかなか厳しいものがあります。
橋本環奈さんは、大晦日の『紅白歌合戦』(NHK)で2年連続となる司会を務めることが決まっていますが、今年はただでさえ旧ジャニーズ事務所(現・SMILE-UP.)のアイドルたちの出演がゼロ、おまけにSnow ManやKing&Princeといった人気グループが年越し生配信などを実施するとあって、視聴率の低迷につながるのではないかと不安視されていました。
そこへ、橋本さんがあまり数字を取れないという要素が加わることで、ますます不安が増すところでしょう。
橋本さんとともに『紅白』の司会を務めることが決まっている浜辺美波さんは、連続テレビ小説『らんまん』、映画『ゴジラ-1.0』とヒット作を連発しているだけに、橋本さんは相当な焦りを感じているのではないかと思いますよ」(ドラマ批評家)
『トクメイ!』は、残りわずかとなってきた最終盤で、劇的な挽回を見せられるだろうか。
(文/森八郎)