旧ジャニーズ事務所（現・SMILE-UP.）のアイドルグループ「嵐」に所属しつつ、個人としては独立した二宮和也さん、俳優の中谷美紀さんと大沢たかおさん。
3人がいずれも初主演となった、フジテレビ系の月曜夜9時ドラマ、いわゆる“月9”の『ONE DAY～聖夜のから騒ぎ～』第8話が27日、放送された。
同話の視聴率（ビデオリサーチ調べ、関東地区）は、世帯平均で4.7％、個人平均で3.0％だったことが28日、分かった。
『ONE DAY』の視聴率はこれまで、世帯で7.8％、5.5％、5.3％、5.6％、4.8％、4.6％、4.8％、個人で4.8％、3.3％、3.2％、3.3％、2.8％、2.7％、2.8％を記録していた。
「前話でようやく右肩下がりに歯止めがかかっていましたが、今回は世帯で0.1ポイントの微減ながら再び下降線を描いてしまいましたね。
一方で、個人視聴率は0.2ポイントの微増ながらも2話連続の上昇、なおかつ3％台に復帰ということで、わずかながら希望の光が見えるところです。
ただ、全話平均の世帯視聴率は5.39％まで悪化。従来のワースト1位だった、前クールの森七菜さんと間宮祥太朗さんがダブル主演した『真夏のシンデレラ』の5.6％を0.2ポイント超も下回る散々な数字となっています。
残り3話で終了なら3話の平均が6.2％、残り4話で終了なら4話の平均が6.1％。この数字を達成できなければ、全話平均での史上ワーストが確定します」（ドラマアナリスト）
第1話以外では1度も達成していない6％台を、残り3～4話でコンスタントに記録できるとは到底考えられない。
『ONE DAY』が“史上ワーストの月9”という不名誉記録を樹立することは確定的だろう。
二宮さんに関しては、27日に「週刊女性PRIME」（主婦と生活社）が、来年7月期に日曜劇場（TBS系）の枠で主演ドラマ『ブラックペアン』の続編が内定したと伝えていた。
しかし、不名誉記録の樹立により、内定取消となる可能性も十分ありそうだ。
（文／恵和恵）