鈴木亮平さん主演、黒木華さん、生瀬勝久さん、小日向文世さんらが共演の日曜劇場『下剋上球児』（TBS系、日曜21時～）第7話が26日、放送された。
同話の視聴率（ビデオリサーチ調べ、関東地区）は、世帯平均で8.6％、個人平均で5.8％だったことが27日、分かった。
『下剋上球児』の視聴率はここまで、世帯で10.8％、10.7％、9.2％、8.0％、10.1％、9.3％、個人で6.9％、6.7％、5.7％、5.1％、6.4％、5.5％と推移していた。
「個人では0.3ポイント回復しましたが、世帯では0.7ポイントの急落となりましたね。
世帯視聴率は前話でも0.8ポイント急落していましたので、2話連続での大幅下落となりました。
第3話の9.2％、第4話の8.0％は阪神とオリックスの日本シリーズ生中継が裏被りした際のものですから2桁割れも致し方ないところですし、第6話の9.3％はアジアプロ野球チャンピオンシップの生中継の影響により70分も放送時間が遅れた影響がありました。
一方で今回は、特に大きなスポーツイベントが裏で中継されていたり、日曜劇場の放送時間が遅れるようなこともありませんでした。その中での8.6％という世帯視聴率は、非常に衝撃が大きいですよ。
また、昨今は視聴率とともに重視されている見逃し配信。TVerお気に入り登録者数で比べてみた場合、実は『下剋上球児』は、二宮和也さん、大沢たかおさん、中谷美紀さんがトリプル主演する、酷評まみれの『ONE DAY～聖夜のから騒ぎ～』（フジテレビ系、月曜21時～）と同率の今期ドラマ7位に甘んじています。1位の今田美桜さん、多部未華子さん、松下洸平さん、神尾風珠さんの4人が主演する『いちばんすきな花』（フジテレビ系、木曜22時～）には70万人差、ダブルスコアでの大敗を喫しています」（ドラマアナリスト）
鈴木亮平さんと黒木華さんという盤石の布陣で臨みながら、まさかの大苦戦となっている『下剋上球児』。
ここから、残り3話での下剋上はあるだろうか。
（文／木暮雅人）