オリックスから国内フリーエージェント(FA)宣言した山崎福也投手が日本ハム入りを決断したことが分かったと複数のスポーツ紙が報じた。
宣言残留を認めるオリックスのほか、ソフトバンク、DeNA、巨人、ヤクルトと6球団による大争奪戦となっていたが、日本ハムから今年の開幕投手を務めた加藤貴之とともに「エースとして考えている」との評価を受け、これが決め手となったようだ。
26日にはオリックスのファンフェスタに出席し、山崎投手自身の口でファンに報告する予定だという。
日本ハムは、これまでに現監督の新庄剛志さんや、今シーズンまではGMを務め、今オフに2軍監督に新たに就任した稲葉篤紀さんら野手を獲得してきた歴史はあったものの、投手をFAで獲得するのはこれが初めて。
前日には、吉田輝星投手との交換トレードで先発・中継ぎのどちらでも投げられるオリックス・黒木優太投手も獲得しており、着々と2024シーズンの浮上に向けた戦力補強が進んでいる。
(文/潮崎達至)