旧ジャニーズ事務所(現・SMILE-UP.)が24日、「FAMILY CLUB Official Site」にて新たな注意喚起を行った。
「SNS上での弊社タレント個人情報売買行為の対応について」との見出しで、「昨今SNS上におきまして、弊社所属タレントの個人情報、盗撮写真売買を目的とした悪質な投稿及びそれらの拡散が続いている状況が見受けられます。これらの行為は、プライバシー権、肖像権、パブリシティ権を著しく侵害する行為であり、販売者に限らず購入者も法律等の違反となる場合があります。弊社としましては、状況に応じて警察機関にも相談の上、アカウント投稿者の特定を進め、法的措置も視野に入れ対応する所存です。どうぞ、上記のような行為は直ちにお止め頂けますよう、お願い致します」と呼び掛けている。
一方で、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」に所属していた40代後半の男性が、誹謗中傷と旧ジャニーズ事務所の数ヶ月にわたる対応遅滞により10月中旬に自ら命を絶つという悲しい事案が発生した件については、報道から10日が経過してもいまだにこのような注意喚起はナシ。
旧ジャニーズ事務所にとっては、人命よりも自社の利益損失の方が大事なようだ。
(文/福田優太郎)