元忍者・志賀泰伸「がまんできません」旧ジャニーズ性加害問題「当事者の会」メンバーが誹謗中傷で半ば殺されたことに想いと決意を表明 | The Audience
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元忍者・志賀泰伸「がまんできません」旧ジャニーズ性加害問題「当事者の会」メンバーが誹謗中傷で半ば殺されたことに想いと決意を表明

元忍者・志賀泰伸「がまんできません」旧ジャニーズ性加害問題「当事者の会」メンバーが誹謗中傷で半ば殺されたことに想いと決意を表明
志賀泰伸

 旧ジャニーズ事務所(現・SMILE-UP.)で1980〜90年代に活動したアイドルグループ「忍者」の元メンバー・志賀泰伸さんが14日夜、自身のX(旧Twitter)を更新。

 同日に、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」に所属していた40代後半の男性が、10月中旬に大阪の山中で首を吊った状態で発見され、その後死亡していた。現場には遺書が遺されており、男性は一部メディアで性被害を告発後、「うそはすぐバレる」「金が欲しいんだろう」「虚偽の証言をするな」など心無い誹謗中傷をSNSで多数受けていたと報じられたことに、思いを馳せた。
 
 志賀さんは12日までに、「精神状態が不安定」「現在療養期間中」と自身の健康面に不安があることを明かしたうえで、「各関係者より治療上、今は私からのコメントは差し控えるようにと指導がありました」と報告していた。
 
 そんな状態でも、10月上旬に自身が脱退するまでは、ともに「当事者の会」のメンバー同士だった仲間が、心無い言葉の刃により半ば殺されるような結果となってしまったことに、居ても立っても居られなかったのだろう。
 
 「現在私は療養中で一切のコメントはしないように各関係者より指導がありましたがどうしてもがまんできません」と断ったうえで、「彼の無念に、私は立ち向かいます。志しを共にした仲間でした。彼の勇気ある行動を決して無駄にしては、決してあっては、なりません」と決意を表明。
 
 続けて、「私自身、とても、辛く、苦しく、悔しく、深い悲しみの中にいます。皆様が、立ち上がる事を切に願います」と呼びかけ、「涙がずーっと止まりません。残された小さな子供達家族を、思うと…すみません。言葉がでません。すいません」と整理がつかない胸の内を明かす言葉で結んだ。
 
(文/大野ルナ)