「改革の旗手」として、性加害問題はもちろんのこと、問題拡大の大きな要因となった圧力や忖度といった業界の体質をも一刀両断してくれることを期待されていた、旧ジャニーズ事務所(現・SMILE-UP.)が新設したエージェント会社の社長・福田淳さん。
だが、社員に向けた挨拶で、早くも馬脚を露したとの指摘が出ている。
『サンデージャポン』(TBS系)が伝えた福田さんの挨拶コメントには、こんな一節があった。
「私は皆さんとやりきりたい。今残っている時点で、この会社が嫌いな人なんていないでしょう。私はその皆さんの強さを信じたいです」
これを受けて、「TOBEに移った平野紫耀くん、神宮寺勇太くん、岸優太くん、北山宏光くん、独立の岡田准一さん、二宮和也さん、生田斗真さんたちが『弱い』って言ってるように感じられてモヤモヤ」「残っている人が強いって表現、言われてる社員たちは気分がいいかもしれないけど、辞めていった人やそれを応援している人にとっては不愉快でしょ」「福田さんって、案外、ジャニーズ新会社の社長には最適な人材だったんだな。もちろん悪い意味で」といった声が噴出。
スタートでつまずいた感のある福田さんだが、果たして今後どのような舵取りをしていくのだろうか。
(文/等々力おさむ)
~ライター略歴~
山梨県出身
かつては某俳優の付き人を務めていた
現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中