旧ジャニーズ事務所(現・SMILE-UP.)のアイドルグループ「嵐」に所属しつつ、個人としては独立した二宮和也さん、俳優の大沢たかおさんと中谷美紀さん。
3人がいずれも初主演となった、フジテレビ系の月曜夜9時ドラマ、いわゆる“月9”の『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』第5話が6日、放送された。
同話の視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は、世帯平均で4.8%、個人平均で2.8%だったことが7日、分かった。
『ONE DAY』の視聴率はこれまで、世帯で7.8%、5.5%、5.3%、5.6%、個人で4.8%、3.3%、3.2%、3.3%を記録していた。
「前話でいったん右肩下がりが止まっていましたが、今回は世帯で0.8ポイント、個人で0.5ポイントの大幅減。
第5話までに5%を割り込んだ月9ドラマはこれまでになく、『ONE DAY』が史上初の不名誉記録を達成したことになります。
全話平均の視聴率も5.84%にまで転落。2018年1月期の芳根京子さん主演『海月姫』が記録した6.09%を下回り史上ワースト2位となり、月9史上ワーストの森七菜さんと間宮祥太朗さんがダブル主演した『真夏のシンデレラ』の5.6%にも急接近してきました。
二宮さんにしてみれば『ジャニーズ所属が視聴率低迷の一因』と考えていたところでしょうけど、この状況を見る限り、そもそも『ブラックペアン』や『マイファミリー』の高視聴率は日曜劇場かつ良質な脚本の成果で、二宮さんが出ているという理由でドラマを見ている層は極めて限定的だったということが証明されたとも言えるでしょう」(ドラマ批評家)
さすがにもう、早いところ「打ち切り」にした方が得策ではないだろうか。
(文/恵和恵)