出役ではなく、裏方として芸能界と密接に関わってきた、脚本家の北川悦吏子さんとTBSのプロデューサー・植田博樹さん。
北川さんは1日、自身のX(旧Twitter)に「SMILE-UP.の方からメールをもらって、ああ、もう、ジャニーズじゃないのだなあ、とズンと来る。私はたくさんお仕事しながら、何も知らなかった。でも、みんな応援している。これからも。大変な事ではあったけれど、潜り抜けた時に、みな一層輝くと信じている。人間ってそういうもんだよ」と投稿。
植田さんは、先月15日に、元キンプリの岸優太さん、平野紫耀さん、神宮寺勇太さんが再集結し、新グループ「Number_i(ナンバーアイ)」として活動していくことを発表したことに対し、「人って、道を踏み外すと顔つき変わる。元仲間が困っている時に、背中から斬りつける真似は、僕は好きじゃない」と自身のXに投稿。
いずれの投稿も、旧ジャニーズ事務所(現・SMILE-UP.)の性加害問題や圧力・忖度の問題に対して「ズレた発言をしている」「時代の流れを読めていない」などとして炎上した。
実はこの2人、今年1月期の広瀬すずさん主演、永瀬廉さんが相手役を務めた連続ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)に脚本とプロデューサーという立場で関わっていた。
同ドラマは、舞台設定、キャラクター設定などで「時代錯誤がひどい」との声が上がるなどし、TBS火曜22時枠のドラマとしては歴代ワースト5に入る視聴率を記録する散々な結果を招いた。
北川さんと植田さんのSNS発信を見れば、この結果は必然だったと言えるだろう。
(文/福田優太郎)