フジテレビが27日、東京・台場の同局で定例社長会見を行い、旧ジャニーズ事務所所属タレントの今後の番組出演について説明した。
年末の音楽特番『FNS歌謡祭』については、2019年から継続してきた嵐の相葉雅紀さんに、5年連続での司会を任せると明かした。明石家さんまさんと木村拓哉さんの『さんタク』についても「放送をする予定」と述べた。
旧ジャニーズ事務所が「被害者への対応が着実に実施されている」「人権問題に取り組み、動いている」と判断したうえで、キャスティングを決めたという。
先日、年末の音楽特番『日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト』に櫻井翔さんを14年連続となる司会起用する方針が報じられた日本テレビもそうだが、被害者自身が、「何も始まっていない。聞き取りや面会がまともに行われていない。進捗が遅い」との声を上げ続けている中、とんだクソ判断が下りたものである。
海外からや、国内でもネット上での反発が大きくなり、旧ジャニーズもフジテレビも真の意味で淘汰されるべきだろう。
(文/福田優太郎)