旧ジャニーズ(現・SMILE-UP.)の人気アイドルグループ「嵐」の二宮和也さんが24日、ファンクラブ向けのサイトで、同日付で「事務所から独立し個人で活動していく」と発表した。
二宮さんは「独立」の経緯について「1回目の事務所の会見以降、自分の活動にも多くの影響が起き始め、正直な話、僕も怖くなった」と明かした。
同じく嵐の櫻井さんが、旧ジャニーズが来月前半に設立予定のエージェント会社との契約を渋っており、近く独立・退所を発表するのではないかとみられていたが、櫻井さんよりも先に二宮さんが泥船から脱出する形をとった。
二宮さんは「嵐が再開する際はメンバーとして活動する」とも語っているが、今回の独立により、嵐がもとの5人体制で活動できる可能性は、5人全員が旧ジャニーズから完全に離れる形とならない限りは実現する可能性は極めて低く、実質的な解散となるのではないだろうか。
それとも、独立はあくまでも世間的な見え方を良くするための煙幕に過ぎず、実質的な“暖簾分け”のような形となるのか、今後の動向に注目が集まる。
(文/辻隼人)