4日から5日にかけて、映画『天外者』（配給：ギグリーボックス）が「キネマ旬報ベスト・テン」にて“読者選出日本映画1位”と“読者選出日本映画監督賞”をW受賞し、続々と出演者からのコメントなどがSNSなどを通じて発表された。
まず、即座に同作にトーマス・グラバー役で出演しているロバート・アンダーソンさんが祝意やファンへの感謝の思いをツイッターを通じて発表。
続けて、岩崎弥太郎役の西川貴教さんが同じくツイッターで祝意や同作の1日でも長いロングランを願うコメントを出した。
さらに、伊藤博文役の森永悠希さんもやはりツイッターにて祝意を伝えた。
そして、三浦春馬さんが演じた同作の主人公・五代友厚の妻である豊子役を務めた蓮佛美沙子さん、そして坂本龍馬役を務めた三浦翔平さんが、それぞれ自身のインスタグラムにて祝意を表す投稿をストーリーズ機能を使って行った。
メインキャストで祝意を示すコメントなどを行っていないは、残すところアノ女優のみ。
大変忙しくされていることもあり
「歴史上で実在するかは不明ですが、『天外者』の中では五代友厚の成長や思想の構築に大きく寄与したと思われる、遊女・はる役の森川葵さんですね。
森川さんは現在、2月6日から上演されている舞台『マシーン日記』（作：松尾スズキさん、演出：大根仁さん）にメインキャストとして連日出演中です。
当初は3日から上演開始予定でしたが、1月初旬に主演する関ジャニ∞の横山裕さんに新型コロナウイルスの感染が判明し、一定期間の稽古休止の影響や十分な感染症対策を取るための期間を取るにあたり、上演開始予定を6日からに延期した経緯があります。
『マシーン日記』は出演者がわずかに4名で、森川さんの負担もかなり大きく、大変忙しくされていることもあり、なかなか『天外者』の受賞に対してきちんとコメントしたりお祝いのSNS投稿をしたりする時間が取れないのではないかと」（メディア記者）
現在、力を注いでいる『マシーン日記』が一段落するなど、落ち着いた段階で森川さんからも『天外者』のW受賞についてコメントなどがあるかもしれない。
（文／中野慎二郎）