5日に放送された、TOKIOの長瀬智也さんが主演する連続ドラマ『俺の家の話』(TBS系)第3話の視聴率が8.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが8日分かった。
第1話で11.5%と幸先の良いスタートを切ったかに見えたが、第2話で9.7%と大幅にダウン。
それでも、第2話が放送された1月29日は『金曜ロードSHOW!』(日本テレビ系)で、3週連続エヴァンゲリオンの最後となる『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q TV版』が放送されていたこともあり、その影響で数字が下がった可能性が強いのではないかと見られていたのだが……。
『俺の家の話』の実力に疑問符
「第3話が放送された5日も『金曜ロードSHOW!』では、非常に人気の高い劇場版コナン第1作『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』が放送されていました。
とは言え、裏番組で人気のコンテンツが放送されたからと言って9.0%までも割り込み8.9%という数字になってしまっては、『俺の家の話』の実力に疑問符が付いても致し方ないかと。
3月いっぱいでジャニーズ事務所を退所し、以降は表舞台からは身を引くと決めている長瀬さんが、徹底的なトレーニングと食事でプロレスラー然とした体格だけでなく、身のこなしも完全に体得し、第3話では相手の頭を両脚で挟み込み投げ飛ばす“ヘッドシザーズ・ホイップ”や、立っている相手にジャンプして自身の体を浴びせる“フライング・ボディ・アタック”などのプロレス技を見事にノースタントで披露していました。
これで視聴率がV字回復するのではないかと見ていましたが、結果は8.9%で、逆にどうにも言い訳できない状況に追い込まれてしまった感がありますね」(メディア記者)
いよいよ、長瀬さんの有終の美に黄色信号が灯ってしまった。
果たして、ここからの巻き返しはあるのか、次話以降の視聴率推移に注目したい。
(文/スコッティ角筈)