広瀬アリスさん主演、旧ジャニーズ所属の人気アイドルグループ「なにわ男子」の道枝駿佑さんが相手役を務める連続ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』（TBS系）が17日、放送スタートを迎えた。
第1話の視聴率（ビデオリサーチ調べ、関東地区）は、世帯平均で5.7％、個人平均で3.3％だったことが18日、分かった。
「初回の視聴率が世帯5.7％というのは、2014年4月からこの枠がドラマ枠となって以来、ワーストの数字です。
ここ1～2年は特に、見逃し配信が充実したこともありリアルタイム視聴率は低水準になっていましたが、それでも昨年10月期の本田翼さん主演『君の花になる』が6.5％、今年1月期の広瀬すずさん主演、キンプリことKing＆Princeの永瀬廉さんが相手役の『夕暮れに、手をつなぐ』が8.0％、今年4月期の橋本環奈さん主演、Hey!Say!JUMPの山田涼介さんが相手役の『王様に捧ぐ薬指』が7.5％、前クールの深田恭子さん、福原遥さんダブル主演『18/40 〜ふたりなら夢も恋も〜』が6.6％という第1話視聴率でしたから、『マイ・セカンド・アオハル』の5.7％が極めて低い数字であることが分かるでしょう。
また、リアルタイム視聴率が振るわない分、TVerでのお気に入り登録者数が多いのであればまだいいんですけど、現状では37.9万人。これは、火曜23時枠の吉岡里帆さん主演『時をかけるな、恋人たち』（カンテレ・フジテレビ系）と同じ数字。
1位に立っている今田美桜さん、多部未華子さん、松下洸平さん、神尾楓珠さんの4人が主演する『いちばんすきな花』（フジテレビ系、木曜22時～）の82.8万人の半分にも満たない状況です。
旧ジャニーズの所属タレントが出ているだけで観たくないという人は多くなる一方ですし、逆に旧ジャニーズ所属タレントが出ているから観るというコアなファンは日に日に減っている状況ということも考えますと、『マイ・セカンド・アオハル』は通常の全10話ではなく6～8話くらいまでに繰り上げての、実質打ち切りとなる可能性も十分にあると思いますよ」（ドラマ批評家）
『マイ・セカンド・アオハル』は、早くも大きな正念場を迎えている。
（文／恵和恵）