4日に発表された「キネマ旬報ベスト・テン」にて“読者選出日本映画監督賞”、“読者選出日本映画1位”の2冠を達成した映画『天外者』(配給:ギグリーボックス)。
昨年7月18日に急逝し、間もなく7ヶ月が経とうとしている俳優の三浦春馬さんが、幕末から明治にかけての偉人である主人公・五代友厚を演じており、これまでにも「追加上映」「再上映」「ドライブインシアター上映」など数々の異例のムーヴメントを巻き起こしてきた。
「追加上映」も幾度となく発表されてきたのだが……。
『追加上映』や『再上映』が相次ぐのでは
「『キネマ旬報ベスト・テン』での『天外者』の2冠達成が発表された直後の5日に、『天外者』の公式ツイッターが『3/1(月)~ CINEMAChupkiTABATA(東京)』『近日公開 シネマサンライズ(茨城)』と2劇場での追加上映を発表しましたね。
2月4日までにいくつかの劇場で上映終了を迎えていましたが、このたびの『キネマ旬報ベスト・テン』での2冠達成により、再度『天外者』の勢いが加速し、これから『追加上映』や『再上映』が相次ぐのではないかと見ていますよ」(メディア記者)
他にも、『天外者』の配給を行っているギグリーボックスからも近く“新しい発表”がいくつかあるとの報告が先日ありました。
亡くなられた三浦さんが、その情熱を、魂を注いだ『天外者』の歩みは、止まるどころかますます加速していきそうだ。
今後の動向から、さらに目が離せない。
(文/西野麻衣)