橋本環奈さん主演、沢村一樹さん、佐藤二朗さん、松本まりかさんらが共演の連続ドラマ『トクメイ！ 警視庁特別会計係』（カンテレ・フジテレビ系、月曜22時～）が16日、放送スタートを迎えた。
第1話の視聴率（ビデオリサーチ調べ、関東地区）は、世帯平均で6.3％、個人平均で3.6％だったことが17日、分かった。
「6.3％という数字自体は、本来まずまずといった評価になりますが…。
前クールの同枠ドラマ、成田凌さん主演『転職の魔王様』が第1話で5.4％、最終話で5.5％、1度も6％台はナシという結果を踏まえると、比較的良いスタートを切ったと言えるかと。
また、同日に放送された二宮和也さん、中谷美紀さん、大沢たかおさんがトリプル主演する月9『ONE DAY～聖夜のから騒ぎ～』第2話が記録した世帯5.5％、個人3.3％を圧倒していることからも一定水準以上の評価ができるでしょう。
一方で、昨年同時期の長澤まさみさん主演『エルピス -希望、あるいは災い-』は8.0％、今年1月期の草彅剛さん主演『罠の戦争』が9.3％、今年4月期の天海祐希さん主演『合理的にあり得ない 〜探偵・上水流涼子の解明〜』が9.3％を、それぞれ第1話で記録していることを考えると、まだまだ上はある、伸びしろがある状況ではないかと思いますね」（ドラマ批評家）
『トクメイ』が第2話以降、『エルピス』『罠の戦争』などのように高い評価を獲得していけるか、注目したい。
（文／森八郎）