ジャニーズアイドルグループ「Sexy Zone」の菊池風磨さん主演、山田杏奈さんがヒロイン役の連続ドラマ『ゼイチョー ~「払えない」にはワケがある~』(日本テレビ系、土曜22時~)が14日、放送スタートを迎えた。
第1話の視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は、世帯平均で5.9%、個人平均で3.4%だったことが16日、分かった。
「5.9%でのスタートは、ここのところのドラマ視聴率事情を考えると、そこまで悪くないようにも思えるかもしれません。
ですが、日テレの土曜22時枠は、昨年10月期の玉森裕太さん主演『祈りのカルテ』が6.6%、今年1月期の櫻井翔さん主演『大病院占拠』が7.2%、4月期の坂口健太郎さん主演『Dr.チョコレート』が8.6%、前クールの松岡茉優さん主演『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』が6.5%でしたから、明らかに見劣りしますよね。
また、無料見逃し配信サービス『TVer』でのお気に入り登録者数で、この1週間のうちに初回放送を迎えた他ドラマと比較しても、多部未華子さん、今田美桜さん、松下洸平さん、神尾楓珠さんの4人が主演する『いちばんすきな花』(フジテレビ系、木曜22時~)が73.6万人、二宮和也さん、大沢たかおさん、中谷美紀さんがトリプル主演する『ONE DAY ~聖夜のから騒ぎ~』(フジテレビ系、月曜21時~)が60.9万人、ムロツヨシさん主演、平手友梨奈さんがヒロイン役の『うちの弁護士は手がかかる』(フジテレビ系、金曜21時~)が55.5万人、吉岡里帆さん主演、永山瑛太さんが相手役の『時をかけるな、恋人たち』(カンテレ・フジテレビ系、火曜23時~)が35.2万人に対し、『ゼイチョー』は34.1万人(10月16日時点)と低調です。
昨今は視聴率だけがドラマの価値を示す指標ではなくなっていますが、見逃し配信でも低調となれば、必然的に早期の打ち切りが検討されることになるでしょう」(ドラマ批評家)
早くも正念場を迎えている『ゼイチョー』は、この苦境を乗り越えられるか、次話以降に注目したい。
(文/江口のりお)