2020年の「ユーキャン新語・流行語大賞」でTOP10に入り、映画は歴代最高の興行収入記録を更新中、アニメが放送されれば確実に高視聴率を叩き出すという最強コンテンツの『鬼滅の刃』。
映画『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』の続編は、アニメで放送される可能性が高いことはこれまでに週刊誌などで報じられているのだが、あるアニメの編集を受けて早くも悲鳴が上がっているという。
煉獄さんの存在をなかったものにするレベル
「実写映画版では浜辺美波さんが主人公のエマを演じた『約束のネバーランド』ですね。
昨年末までに放送されたアニメ版シーズン1、それから浜辺さん主演の映画版では、主人公のエマや同い年のレイたちが孤児院から脱走するところまでが描かれていました。
そして、今年1月7日からは深夜放送のフジテレビアニメ『ノイタミナ』の枠で、シーズン2として続編が描かれているんですが、1月28日および2月4日の放送を受けて、ファンからは失望や怒りの声が相次いでいます。
漫画の単行本で言えば、3冊分がまるまるカットされたような仕様になっており『原作と全く違う展開』『改変がひどい』『鬼滅の刃から煉獄さんの存在をなかったものにするのと同レベルの暴挙』などの指摘が出ていますよ」(メディア記者)
『鬼滅の刃』の場合も、アニメの地上波放映権を持っているのはフジテレビ。
「週刊女性」(主婦と生活社)が報じたところによれば、「次は”吉原遊廓編”という、主人公の竈門炭治郎たちが風俗街に潜入するという話のため、放送倫理に触れる恐れがある」といった懸念もある。
『約束のネバーランド』でのファンの反応を見る限り、できるだけ改変ナシで続編を放送できればいいのだろうが、果たして……。
(文/恵和恵)