今年の正月に行われた第99回箱根駅伝で立教大学を史上最長となる55年ぶりの復活出場に導いた上野裕一郎監督。
上野監督が謹慎し、今週末に迫った第100回箱根駅伝予選会(14日、東京・立川市)で立大は上野監督不在で臨むことが11日、分かった。
関係者によると、指導者の資質に反する行動を指摘され、大学、チーム側に謹慎を申し出た。その後、ミーティングが行われ、上野監督がチームから離れることが伝えられたというが…。
「デイリー新潮」(新潮社)が11日、上野監督が女子陸上競技部員と不倫関係になっていることをスクープ。
先月21日、23日、24日と、ほぼ毎日のように部が購入した車の中で、数十分から1時間以上にわたり後部座席や運転席で淫行に勤しんでいたという、生々しい描写があった。
妻と中学生1人、小学生2人という家族がありながら、そして監督という立場でありながら、成人してからさほど時間の経っていない部員に手を出す。それも、部の資源である車を舞台にしていたというのだから、謹慎だけでは済まないのではないだろうか。
(文/中牟田晃)