2日に開かれた、ジャニーズ事務所の創業者で元社長・ジャニー喜多川さんによる性加害問題をめぐる2度目の記者会見。
「指名NGリスト」「指名候補リスト」が存在していたことが発覚し、大きな騒動となっている中、同会見で司会を務めた元NHKアナウンサーの松本和也さんが、とてつもない強運を発揮していたことが分かった。
松本さんは、会見開始の30分前にリストを手渡されていたことを明かしたうえで、「リストはないものとして対応した」と釈明。
詰めかけた記者やジャーナリストが総勢300名ほどに対し、「指名候補リスト」として挙げられていたのはわずかに8名。
この8名のうち3名が、松本さんが指名した最初の4人の質問者に含まれていた。(1,2,4番目が指名候補リストの人物)
この確率を計算すると8/300×7/299×292/298×6/297=0.00001236…となる。
無作為に指名した場合であれば、およそ10万分の1の確率でしか起こらない事象を松本さんは起こしていたのだ。
松本さんがもともと強運の持ち主なのか、ジャニーズ事務所がこの強運をもたらしたのか。いずれにせよ、通常であれば起こり得ないことが起こってしまったことで、ジャニーズ事務所には疑問の目が向けられている。
(文/川村隆二)