藤島ジュリー景子「改革精神がメリーとジャニーの逆鱗に触れた」レターに綴ったエピソードは真っ赤な嘘 | The Audience
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藤島ジュリー景子「改革精神がメリーとジャニーの逆鱗に触れた」レターに綴ったエピソードは真っ赤な嘘

藤島ジュリー景子「改革精神がメリーとジャニーの逆鱗に触れた」レターに綴ったエピソードは真っ赤な嘘
藤島ジュリー景子

 ジャニーズ事務所が2日に開いた、創業者で元社長・ジャニー喜多川さんによる性加害問題をめぐる2度目の記者会見を欠席した、同事務所の前社長で現代表取締役の藤島ジュリー景子さん。

 欠席理由については、「実はパニック障害を患っており、長時間の会見に耐えられない」旨が、出席した井ノ原快彦さんが代読した“レター”にて伝えられた。
 
 レターには「事務所の改革をしようとしたり、タレントや社員の環境を整えようとしたこと等で、二人(メリー喜多川さんとジャニー喜多川さん)を怒らせてしまったことが発端」となり「2008年春から新社屋が完成した2018年まで、一度もジャニーズ事務所のオフィスには足を踏み入れておりません」と、メリーさんの改革精神がメリーさん、ジャニーさんの逆鱗に触れてしまったというエピソードも書かれていた。
 
 しかし、4日の「週刊文春 電子版」(文藝春秋)が「関係が悪化したのは、ジュリーさんの当時の夫が原因です。ジャニーズのグループ会社の役員となった夫は、巨額の収入を得て、豪華なクルーザーなどを買うようになったのです。事務所で夫の金銭問題が調査される事態となり、ジャニーさんとメリーさんがジュリー氏を叱責。そこで夫をかばったジュリーさんとの関係が悪化した」という同事務所関係者の話を綴っている。
 
 つまり、身内の問題行為により妥当な扱いを受けていただけなのに、まるで自分がジャニーズにおけるジャンヌダルクだったかのように、ジュリーさんは脚色していたということになる。
 
 これだけ堂々と真っ赤な嘘を、井ノ原快彦さんの口を借りて世間に発信できてしまうジュリーさんが、きちんと迅速な被害補償に向き合ってくれるのだろうか。甚だ心配である。
 
(文/福田優太郎)