2日に開いた2度目の記者会見を経てもなお、逆風が収まるどころかますます強まっているジャニーズ事務所。
今回の会見では、同事務所が17日付で「SMILE-UP.(スマイルアップ)」へと社名変更し、数百人あるいは1000人以上に達するとみられる性被害者への補償業務に専念することを発表した。
この決定については、世間やスポンサーを務めていた企業などからも好意的な声が多いのだが、実は同事務所に所属する木村拓哉さんが激しく反発しているという。
4日の「週刊文春 電子版」(文藝春秋)が、木村さんの退所・独立が水面下で進行していることを報じている。
木村さんは社名維持を強く主張しており、今回の会見で社名変更が決まったことにまだ納得していないという。
また、スポンサーが集まらない、脚本の出来が悪かったなどの理由が取り沙汰されている、来春放送予定だった『教場』(フジテレビ系)のSPドラマの撮影延期についても、木村さんの進退が定まらないことが要因だったのではないかと記されている。
これが事実であれば、退所・独立により放送に影響が出ることを懸念して、木村さんが配慮をしたともみることができるだろう。
木村さんの「ちょ待てよ」を跳ね除けたことで、ジャニーズ=SMILE-UP.は岡田准一さんに続いて木村さんという看板俳優を失うことになるかもしれない。
(文/等々力おさむ)
~ライター略歴~
山梨県出身
かつては某俳優の付き人を務めていた
現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中