嵐の二宮和也さん主演、波瑠さんがヒロイン役を務める映画『アナログ』(配給:アスミック・エース/東宝、10月6日~)のタカハタ秀太監督が3日、自身のSNSを更新。
映画の告知をするとともに、創業者で元社長・ジャニー喜多川さんによる性加害問題で揺れるジャニーズ事務所について私見を述べた。
タカハタさんは「映画『アナログ』の公開に当たり、昨日のジャニーズ事務所の会見を見て、この時期、それに関する意見も述べず、ただ映画を宣伝するだけの自分の投稿リポストに違和感を感じるので個人的見解を述べます」と前置きしたうえで
「社長、同じ人でいいの?新社名公募…社内にそれ違うんじゃ?って止める人はいなかったの?とかホントに思いました。そのやり方に在籍タレントは振り回されてる感があるような気もしました。性加害は重罪です。断罪すべき。それを見てみぬふりをしていたと認めた人が社長って理解できないです」と、東山紀之さんがジャニーズ事務所(17日付で「SMILE-UP.」へ名称変更)とともに、所属タレントが移るエージェント会社においても社長を務めることや、エージェント会社の社名をファンクラブを通じて公募することに対し強い不満を表明。
さらに「こんな投稿するとちょっと前なら僕はジャニーズ所属の人ともう仕事は出来なくなったでしょう。干されていたと思います」と、ごく最近までジャニーズによる圧力が厳然と存在していたことを指摘。
そのうえで「でも僕はこれからも彼らと仕事をしたい。だからそういうの変えて行きましょうよ、メディアの皆さん、全てのエンタメの皆さん。今しかないですよ」と呼びかけた。
なお、『アナログ』には、主演の二宮さんのほかにも、「なにわ男子」の藤原丈一郎さんが、ジャニーズ所属タレントからの出演者として名を連ねている。
(文/福田優太郎)