4日に放送された、関ジャニ∞の大倉忠義さんが主演する連続ドラマ『知ってるワイフ』(フジテレビ系)第5話の視聴率が7.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが5日分かった。
第1話で6.1%と半ば絶望的とも思える数字を記録したものの、第2話で7.0%に一気に伸ばし、第3話では6.5%と下げたものの、第4話で7.6%までジャンプアップ。
そして、第5話でも0.2ポイント上げて見せ、これで番組史上最高値を記録するとともに、初めての2話連続での視聴率アップを勝ち取ったことになる。
安易に再度タイムスリップするな
「今クールのドラマの中では、口コミ評価が辛辣なのは、実は菅野美穂さんと浜辺美波さんが母娘を演じている『ウチカレ』こと『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)です。
視聴率的には、第4話までいずれも『ウチカレ』が『知ってるワイフ』を上回っていますが、『つまらない』『脚本が面白くない』『人気俳優の無駄遣い』と酷評のオンパレードになっていますからね。
視聴率でも今週の数字で比較すると、『ウチカレ』は8.2%に対し、『知ってるワイフ』が7.8%といよいよ射程圏内に捉えたと言っていいのではないでしょうか。
4日放送の第5話では、引き続き大倉さん演じるダメ男・元春が自分勝手な発想で再度過去に戻って、タイムスリップ前の妻・澪(広瀬アリスさん)とやり直そうと決意したんですが、なぜか前回と同じ方法では過去に戻ることができず。
多くの視聴者が『安易に再度タイムスリップせず、今を全力で生きろ』と思ったことでしょう。
そして、タイムスリップ前は元春の義母でもあった、澪の認知症を患っている母・久恵を片平なぎささんが見事に演じており『片平なぎささんが輝いていた、さすがだ』とのコメントも見られましたよ」(メディア記者)
果たして大倉さん演じる元春がこの後どう変わっていくのか、そして視聴率ではさらなる伸びを見せるのか、『知ってるワイフ』第6話以降に注目が集まる。
(文/佐藤博幸)