宝塚歌劇団の木場健之理事長が2日、現役劇団員、いわゆるタカラジェンヌの急逝について公式サイトにてコメントを発表した。
■木場健之理事長コメント全文
この度の歌劇団生徒の急逝につきまして、心より哀悼の意を表するとともに、お客様にはご心配をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます。
歌劇団といたしましては、生徒の体調も含めた安全を第一に考え、それらを確認したうえで今後の対応を考えていきたいと思っています。そのため、専門家にも入っていただき、一人ひとりの心のケアなどにも時間をかけ、生徒の心情に寄り添ってまいります。何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、報道関係の皆様におかれましては、ご家族、ご親族の深い悲しみにご配慮いただき、ご親族への取材や、歌劇団員への取材、憶測での記事掲載などはご遠慮くださいますよう、切にお願い申し上げます。
■急逝の経緯
9月30日午前、兵庫県宝塚市のマンションの敷地で、このマンションに住む25歳の宝塚歌劇団に所属する俳優が倒れて死亡しているのが見つかり、最上階の18階通路で所持品と思われる手提げ鞄が見つかったことから、警察が女性は自殺を図ったとみて詳しい状況を調べていると複数のメディアで報じられていた。
(文/木暮雅人)