ジャニーズ事務所が2日、創業者で元社長・ジャニー喜多川さんによる性加害問題をめぐり、2度目となる記者会見を開いた。
ジャニーズ事務所は10月17日付で「SMILE-UP.(スマイルアップ)」へと社名を変更し、今後は被害者の補償のみを行っていくという。
所属タレントについては、マネジメント業務を担う別会社を新設。この新会社についてはファンクラブを通じて社名を公募するという。
その後の質疑応答においては、質問に対し、新会社の東山紀之社長、井ノ原快彦副社長らが十分に回答できていない場面が目立ち、当然ながら質問した記者たちからは「質問の回答に対する追加の説明要求」が飛ぶ場面がしばしばあった。
しかし、司会者が「最初に“1社1質問”とお伝えした」との理由で追加の説明要求をことごとく妨害。
さらに、「30年来のファンです」と明かす記者が、長々とジャニーズ愛を語り、他の記者の質問できる時間を大幅に奪うという場面もあった。
こんな茶番会見で誰が納得するのか、これで取引再開を決めるスポンサー企業など皆無ではないかと思われる。
(文/福田優太郎)