三浦春馬『天外者』田中光敏監督が受賞「読者選出日本映画監督賞」アカデミー賞へ勢い | The Audience
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三浦春馬『天外者』田中光敏監督が受賞「読者選出日本映画監督賞」アカデミー賞へ勢い

三浦春馬『天外者』田中光敏監督が受賞「読者選出日本映画監督賞」アカデミー賞へ勢い
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 4日夜、「2020年 第94回 キネマ旬報ベスト・テン」の発表と表彰式が東京は渋谷区にあるオーチャードホールで行われ、昨年7月に急逝し200日が経過した俳優の三浦春馬さん最後の主演作『天外者』(配給:ギグリーボックス)の田中光敏監督が「読者選出日本映画監督賞」を受賞した。


 1月27日に発表された「第44回日本アカデミー賞」優秀賞では、作品賞、主演男優賞、監督賞のいずれにも『天外者』や三浦さん、田中光敏監督が選ばれず、ファンからは不満の声も聞こえてきていただけに、今回の受賞は嬉しい発表となったのではないだろうか。

1人しか選ばれない『読者選出日本映画監督賞』

 「日本アカデミー賞の優秀賞は、5作品、5人と選ばれる中で、作品賞、主演男優賞、監督賞のいずれも『天外者』関連は選ばれませんでした。
 
 その一方で、今回の『キネマ旬報ベスト・テン』では1人しか選ばれない『読者選出日本映画監督賞』に田中監督が選ばれたわけですからね。
 
 しかも、『読者選出』というファンの後押しがあればこその賞ですから、『天外者』が多くのファンに愛されていることが証明されたと言えるのではないでしょうか」(メディア記者)

 なお、優秀賞では『天外者』が選から漏れてしまった「第44回日本アカデミー賞」においても、「話題賞」という一般のファンの投票により選ばれる賞が残されている。
 
 その投票締切は、5日の23:59まで。
 
 “作品”と“俳優”でそれぞれ1作品、1人が選ばれる仕組みなのだが、今回の「キネマ旬報ベスト・テン」での「読者選出日本映画監督賞」の結果を見る限り、『天外者』と三浦さんのW受賞の可能性も十分にありそうだ。
 
(文/西野麻衣)